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エアコンの購入を検討する際、性能や価格の違いに迷うことはありませんか?
この記事では、エアコンのグレードごとの特徴や選び方のポイントを、分かりやすく解説します。ご家庭のライフスタイルや予算に合ったエアコン選びの参考にしてください。
エアコンの「グレード」とは?
エアコンのグレードは、主に「標準モデル(スタンダードモデル)」「中位モデル(ミドルモデル)」「上位モデル(ハイグレードモデル)」の3つに分けられます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
標準モデル(スタンダードモデル)
標準モデルは、冷蔵、暖房や除湿の3つの基本的な機能が揃ったシンプルなエアコンです。
多くの機種では自動掃除機能が搭載されていなかったり、省エネ性能は他グレードと比べて劣ります。価格帯は5万円~10万円台と比較的手頃で、初めてのエアコン購入や予算を抑えたい方に適しています
標準モデルのスペックは、6畳~18畳が基本ですが、日立だけは6~23畳まであるので大きい部屋で標準モデルを使いたい場合は日立でエアコンを買うのがおすすめです。
中位モデル(ミドルモデル)
中位モデルは、標準モデルにプラスして「フィルター掃除機能(自動掃除機能)」が付いています。
エアコンの掃除をあまりしたくない人や脚立を使えない高齢者の方におすすめです。また、省エネ性能も高いので、電気代の節約にもつながります。
価格は10万円台後半~20万円台前半が目安で、適用畳数も6畳から23畳まであります。
上位モデル(ハイグレードモデル)
上位モデルは、冷房、暖房、除湿、自動掃除機能にプラスして「AI機能やカメラ機能、温度調整センサー、空気洗浄機能」などが付いてきます。
リビングがとても広いお部屋やエアコンに最新の機能や便利さを求める方に合ったグレードです。ただ価格は、20万円台後半~30万円以上と高額になります。
ハイグレードモデルになると、適正畳数が6畳~29畳までのエアコンが準備されています。
【電気工事士が教える】グレード別のおすすめな人
グレード | おすすめな人 |
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標準モデル |
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エアコンに自動掃除機能やAI機能などが付くと部品点数が増えてくるので標準モデルと比較するとグレードが高いものの方が故障しやすいリスクがあります。
また、自動掃除機能が付くと業者にエアコン掃除を依頼した時に標準モデルよりも2倍コストがかかってしまう点も注意しておきましょう。
グレード | おすすめな人 |
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中位モデル (ミドルモデル) |
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エアコンのフィルターは、エアコンの省エネ性能や冷暖房能力を上げるためにとても必要な役割を担っています。フィルターに埃やゴミがたくさん付着しているとお部屋の空気をうまく吸い込むことができません。
吸い込むと空気を吐き出すことができず、部屋の温度を下げることができません。
部屋の温度が下がらないと、エアコンはエアコンの温度を下げようと稼働するので余計な電気代がかかってしまうことになります。
それらを防ぐためにフィルター掃除が必要になるのですが、その掃除が面倒な方はミドルモデルがおすすめです。
グレード | おすすめな人 |
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上位モデル (ハイグレードモデル) |
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ハイグレードモデルになると暖房能力が上がるので、冬の寒さへのストレスが解消されます。
ハイグレードモデルの一番のデメリットは、価格が高いことにつきます。一番エアコンが安い時期は9~10月ごろになるのでそこを狙い目にぜひ購入を検討してみてください。
過去の記事で、エアコンの安い時期について解説した記事があるのでこちらもぜひご参考ください。
参考URL:https://www.aircoco.shop/blog/31/
グレード選びで抑えるポイント
エアコンを購入する際には、次のポイントを抑えると、ご自身に合ったグレードのエアコンを選ぶことができるのでぜひ参考にしてみてください。
予算を考えるときはランニングコストも考慮する
購入時は価格だけでなく、電気代などのランニングコストを考慮するのが重要です。
省エネ性能が高いエアコンなら、月々の電気代を抑えることができます。
そのため、購入価格が比較的高くても、長期的に見るとコストがかからない場合もあると知っておきましょう。
「省エネルギーラベル」に記載されている「年間の目安電気料金」も、ランニングコストの参考になります。
引用URL:https://shouene-kaden2.net/learn/eco_grade/air_con.html
部屋の使い方に合った機能を考える
エアコンを設置する部屋の用途に応じて、必要な機能を持つグレードのものを選ぶのも大切です。
広く使用頻度の高い部屋にシンプルなモデルのエアコンを設置すると、冷暖房効率が悪く、設定温度に達するまで時間がかかります。その結果、消費電力が増加して電気代が高くなる可能性があります。
また使用頻度が低い部屋に高機能な上位モデルを設置しても、機能を活かしきれない場合があります。部屋の使い方に合ったグレードを選びましょう。
まとめ
エアコン選びでは、部屋の用途や使用頻度、予算に応じて適切なグレードを選ぶことが重要です。購入価格だけでなく、ランニングコストや耐久性、必要な機能を総合的に考慮し、ご家庭に最適なエアコンを選びましょう。
エアココでは、エアコン選びのご相談を承っています。ご予算の他、エアコンのグレードや性能、またエアコンを使用されるお部屋の環境など、お客様に合ったご提案が可能です。ぜひご連絡ください。