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マイホーム購入時、土地や建物の費用に加えて「エアコンはどうしよう?」「引っ越し費用や家具・家電も必要...」と、総額に頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。
特にエアコンは快適な暮らしに欠かせない設備。複数台設置となると100万円を超えることも珍しくありません。
この記事では、住宅ローンにエアコン費用を組み込むことができるのか、その際のメリット・デメリットを詳しく解説します。さらに、金利0円で購入できる賢い選択肢もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
住宅ローンにエアコン費用は組み込める!条件を確認しよう
結論から言うと、エアコン費用は条件次第で住宅ローンに組み込むことが可能です。
ただし、すべてのケースで可能なわけではありません。以下の3つのパターンを確認しましょう。
新築・リフォーム工事と一体で導入する場合
建物の設計段階から計画されるビルトインエアコン(埋め込み型)や、新築・リフォーム工事の一環として設置されるエアコンは、住宅ローンに組み込むことができます。
この場合、エアコン本体だけでなく施工費用も含めてローンの対象となるため、初期費用を大幅に抑えることが可能です。
建売住宅で最初から設置されている場合
建売住宅で、引き渡し時点ですでにエアコンが設置されている場合は、エアコンが住宅価格に含まれているため、そのまま住宅ローンに組み込まれるケースがあります。
金融機関が「付帯設備」として認める場合
一部の金融機関では、エアコンを生活に不可欠な設備とみなし、住宅ローンに含めることを認めています。場合によっては、照明器具やカーテン、給湯器なども対象に含まれることも。利用する金融機関によって条件が異なるため、事前の確認が重要です。
組み込みが難しいケース:こんな時は要注意
一方で、次のようなケースでは住宅ローンに組み込むことが難しくなります。
住宅購入後に自分で購入したエアコン
引き渡し後に家電量販店で購入したエアコンは、住宅ローンには組み込めません。この場合は現金払い、家電ローン、クレジットカードの分割払いなど、別の支払い方法を選択する必要があります。
金融機関が「対象外」と判断した場合
エアコンを住宅ローンに組み込めるかは、最終的に金融機関の判断に委ねられます。A銀行では認められても、B銀行では対象外となることもあるため、複数の金融機関に確認することをおすすめします。
住宅ローンにエアコンを組み込む:メリット・デメリット徹底比較
実際にエアコン費用を住宅ローンに組み込む場合、どのような利点とリスクがあるのでしょうか。
メリット:工務店経由で安く購入できる可能性
こちらは工務店によって異なるかもしれませんが、エアコン費用が家電量販店よりも安いことがあります。
工務店がメーカーのエアコンを原価で買い取るため、安価で提供できることもあるそうです。
現に筆者は、20畳のダイキンエアコンが家電量販店よりも数万安く設置することができました。
メリット:低い金利
一般的な住宅ローンの金利は年0.5〜1.5%程度(固定だと2%以上)。
一方、家電ローンやクレジットカードの分割払いは5〜10%以上になることも珍しくありません。住宅ローンに組み込めば、低金利での借入が可能となり、支払い総額を抑えられる可能性があります。
メリット:返済期間が長い
住宅ローンは最長35年まで組めるため、毎月の負担を小さく抑えることができます。たとえば、10万円のエアコンを35年ローンに組み込むと、月々の支払いは数百円程度にまで抑えられます。
メリット:手続きの手間を一本化できる
住宅ローンにまとめることで、別途ローンを組む必要がなく、手続きの煩雑さを避けることができます。
デメリット:返済期間が長いため、総利息額が増加する
長期ローンの落とし穴は「利息の総額」です。
例として、10万円のエアコンを金利1.5%・35年(420回払い)で組んだ場合をシミュレーションしてみましょう。
35年ローンでエアコンを組み込んだ場合の試算
35年ローンでエアコンを組み込んだ場合の利息は以下の通りです。
・エアコン本体価格:100,000円
・金利:1.5%(年率)
・返済期間:35年(420回)
・総支払額:約120,500円
・利息総額:約20,500円
・月々の返済:約287円
つまり、10万円のエアコンに対して、約2万円の利息を余分に払うことになります。
このように、1か月あたりの支払金額はかなり抑えられますが、トータルで考えると大きな差が出てしまいます。また、金利高騰の影響を受けることがある点にも注意が必要です。
デメリット:エアコンの寿命とローンの期間のミスマッチ
住宅ローンは最長35年ですが、エアコンの寿命は10〜15年程度。つまり、買い替え時には「古いエアコンのローンを払いながら、新しいエアコンの費用も用意する」という二重負担になる可能性があります。
デメリット:住宅ローン審査への影響
住宅ローンの審査では、借入総額が大きくなるほど条件が厳しくなります。エアコン費用が数十万円単位になると、審査結果に影響することも考えられます。
エアココの自社ローンなら金利ゼロ!賢い選択肢をご提案
住宅ローンへの組み込みには一長一短がありますが、もっと賢い選択肢があります。それが「エアココ」の自社ローンです。
完全無金利(金利0円)
住宅ローンに組み込むと2万円以上の利息が発生しますが、エアココなら利息は一切かかりません。
2年完済で将来の負担なし
例えば10万円のエアコンなら、月々約4,166円(100,000円 ÷ 24回)の支払いで済み、家計の管理もしやすくなります。
短期間で完済できるので、エアコンの寿命よりも早く支払いが終わり、将来の買い替え時に二重ローンの心配がありません。
審査が柔軟で利用しやすい
銀行やファイナンス会社の厳しい審査は不要。エアココ独自の審査のみなので、
・クレジットカードが使えない方
・他のローンがある方
・主婦や収入が不安定な方
・過去に支払い遅延の経験がある方
にも選ばれています。詳しくは「エアココ自社ローンについて」のページをご覧ください。
【比較表】支払い方法別の総額比較
最後に、支払い方法別の総額比較表を見てみましょう!
支払い方法 | 支払期間 | 金利 | 10万円エアコンの総支払額 | 月々の支払い |
---|---|---|---|---|
住宅ローン | 35年 | 1.5%* | 約120,500円 | 約287円 |
クレジット分割 | 2年 | 8.0%* | 約108,500円 | 約4,520円 |
エアココ自社ローン | 2年 | 0% | 100,000円 | 約4,167円 |
※ 金融機関によって異なります。
まとめ:あなたに最適な選択を
エアコン費用を住宅ローンに組み込むことは可能ですが、長期的な利息負担は想像以上に大きくなります。35年で2万円以上の利息を払うより、金利0円で2年完済できるエアココの自社ローンの方が、トータルコストを大幅に削減できます。
マイホーム購入は人生の大きな買い物。だからこそ、エアコンの支払い方法も賢く選択することが大切です。ぜひ一度、エアココの自社ローンをご検討ください。
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