先日、「エアコンの室外機が水没して故障した」というニュースがありました。
エアコンの室外機が水没・浸水すると、高額な修理や交換が必要になることがあります。
台風や長雨による被害を防ぐためには、設置環境の確認と事前の対策が大切です。この記事では、室外機を水害から守る方法や、万が一水没してしまった場合の対応法について詳しく解説します。
室外機の水没・浸水は故障の原因!

エアコンの室外機は電気部品を多く含んでいるので、水没するとショートや基板破損といった故障の原因となります。さらに、室外機が浸水すると修理ではなく交換になるケースも多く、費用が高額になることもあります。
室外機が水没した場合は業者に点検依頼をする必要があり、その間はエアコンが使用できません。
室外機が水没・浸水した時の注意点

室外機が浸水してしまった場合は、「まずは動かさないこと」が鉄則です。その他にも、以下の内容に注意して業者やメーカーに依頼をしましょう。
・絶対にスイッチを入れない
浸水した状態で電源を入れると、内部の基板や電気回路がショートし、漏電や発火、故障の悪化を招く危険があります。「動くかどうか」を確認したくなる気持ちは分かりますが、絶対に避けてください。
・ブレーカーを落とす
感電を防ぐため、エアコン専用のブレーカーを切ってください。また、室外機のプラグが抜き差しできるタイプ(稀ですが)であれば抜いておきます。(ゴム手袋などをして作業するようにしてください)
・泥やゴミを無理に取り除かない
室外機の裏側や内部には鋭利なアルミフィン(熱交換器)があり、素手で触ると怪我をします。また、内部に詰まった泥を水で洗い流そうとすると、さらに奥の電装部品を濡らしてしまう可能性があるため、自分での洗浄は控えてください。
・乾いても安心しない
水が引いて外見が乾いたとしても、内部には泥や塩分、ゴミが残っています。これらが原因で、数日〜数週間後に突然ショートしたり、発煙したりするケースがあります。
・メーカーや販売店に点検を依頼する
浸水した場合は、基本的にプロによる点検・清掃、または買い替えが必要です。特に基板やファンモーターが水に浸かった場合は、修理費用が高額になることもあるため、見積もりを依頼しましょう。
室外機の水没・浸水対策

室外機を浸水から守るための事前対策は、「置き場所に高さを出す」ことと「場所を変える」が基本になります。
お住まいの地域の浸水リスク(ハザードマップなど)に合わせて、以下の3つの方法を検討してみてください。
1. 架台(台座)を高くする
一番現実的な方法は、現在の低いブロックから背の高い専用の架台に交換することです。
金属製のしっかりした架台で、地面から30cm〜50cm以上高く浮かせることができます。
また、安定性は少し悪くなりますが、すぐに行う処置の場合は、コンクリートブロックを積み増しすることも1つの方法です。
2. 壁面への設置(壁掛金具)
一度目にしたことがある方もいると思いますが、建物の外壁に室外機を取り付けて浮かせる手法です。
地面が冠水してもよっぽど高くないと影響は受けないメリットがあります。
一方、建物に穴をあけることになるので室内に室外機の振動が伝わりやすいというデメリットがあります。
3. ベランダや屋上への移設
もし、2回にベランダがあるなら、そこに室外機を移動させるのも1つの方法です。
ただ、配管を延ばすことが必要になるので、工事費用が高くつくのとエアコンの運転効率が若干落ちる場合もあります。
まとめ
エアコンの室外機は、一度水没してしまうと修理や交換に時間や高額な費用がかかる場合があります。そのため、日頃の予防と、正しい対応を知っておくことがとても大切です。
この記事を参考に、台風や長雨シーズンに備えて、ご家庭でできる対策を進めてみてください。設置環境に不安がある方や、水害後の点検が必要な場合は、エアコン専門業者に相談しましょう。
エアココでは、水没や浸水に関するご相談も承っております。お気軽にご連絡ください。
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