目次
エアコンの間違った使い方やお手入れ不足は、効き目の低下や電気代の高騰、さらには故障の原因にもなりかねません。
本記事では、1年を通してエアコンを最大限に活用し、長く快適に使い続けるための「エアコン 年間スケジュール」をご紹介します。
季節ごとに変わるエアコンの役割と、それに合わせたエアコンの賢い使い方、そして必要なケアを解説。さらに、知っておきたいエアコン買い替えチェックポイントもまとめました。ぜひご覧ください。
エアコンとの賢い付き合い方 年間スケジュール

年間を通して快適な暮らしを実現するためには、エアコンの役割と使い方も季節ごとに変える必要があります。順番に見ていきましょう。
🌸春 (3月・4月・5月):本格稼働前の準備期間
春は、寒かった冬が終わり、暖かい日が増える時期になります。
エアコンを使う頻度は一時的に減りますが、夏に備えるためのメンテナンスを始めるのに重要な時期です。
・賢い使い方:換気と試運転
春は窓を開けて換気をする機会が増えますが、花粉が多い時期は、エアコンの空気清浄機能や換気機能を活用することがおすすめです。
夏の本格稼働前の4月~5月頃には、試運転を行いましょう。
夏本番で故障に気づくと、修理やエアコンを買い替える時期が遅れて慌てることになります。
冷房を最低温度(16~18℃)に設定して30分程度運転し、異音や水漏れがないか確認しましょう。
・必要なケア:フィルター掃除とクリーニングの検討
冬の暖房運転で溜まったホコリやカビをしっかり取り除くため、フィルター掃除を行いましょう。
試運転の際に、カビや臭いが気になる場合は、夏が始まる前のこの時期にプロによるエアコンクリーニングを依頼するのがおすすめです。
夏前のエアコンのチェックはこちらでも紹介しています。
エアコン専門サイト「エアココ」 | エアコンの試運転で夏のトラブルを防止!夏前に必要な準備と確認事項
☔梅雨~夏 (6月・7月・8月):除湿と冷房の賢い切り替え
梅雨から夏にかけては、高温多湿との戦いです。
このシーズンは、エアコンの使用頻度が高く、電気代が高騰しやすい時期でもあります。
・賢い使い方:除湿と冷房を使い分ける
6月~7月は、温度よりも湿度が高いと不快に感じる時期。冷房ではなく「除湿運転」を活用しましょう。
さらに気温が上がる7月~8月は、設定温度を下げすぎず、扇風機やサーキュレーターを併用して室内の空気を循環させることが重要です。
設定温度1℃の違いでも電気代は変わるため、節電につながります。
・必要なケア:週に一度のフィルターチェック
夏はエアコン稼働時間が長いため、フィルターにホコリが溜まりやすいです。
週に一度はフィルターの状態をチェックし、汚れが目立つようなら掃除しましょう。
また、排水するためのドレンホースが詰まるとエアコンからの水漏れの原因になります。水がスムーズに排出されているかも併せて確認しておきましょう。
🍂秋 (9月・10月・11月):オフシーズンの準備と買い替え検討期
近年の秋は残暑が厳しいですが、冬に備える大切な時期です。特に、エアコンの買い替えを検討するのに適した時期でもあります。
・賢い使い方:冷房から暖房へのスムーズな移行
9月上旬までは冷房や除湿が活躍しますが、その後は日中の気温差が大きくなるため、体調管理に注意しつつ、必要な時に短時間だけ稼働させることをおすすめします。
冷房や除湿運転の後には、送風または内部クリーン機能を使用してください。これにより、エアコン内部を乾燥させ、カビの発生を抑え、エアコンの寿命を延ばすことができます。
・必要なケア:大掃除と次期モデルの確認
冬の暖房を始める前に、フィルターだけでなく、できる範囲で吹き出し口のホコリも拭き取りましょう。
また、秋は、家電量販店で夏の売れ残りの旧モデルが安くなるタイミングです。
次の冬に向けて新モデルが発表される時期でもあり、設置工事も夏ほど混雑しないので、エアコン買い替え時期としておすすめのシーズンといえるでしょう。
エアコンの買い替え時期については、こちらの記事も参考にしてください。
エアコンをお得に買えるのはいつ?エアコンが安くなる時期と購入時の注意点とは
⛄冬 (12月・1月・2月):暖房の効率的な活用
冬は、外気温が低くなることで、エアコンに大きな負荷がかかる時期。
いかに効率よく部屋を暖めるかがポイントになります。
・賢い使い方:「自動運転」の活用と風向きの調整
部屋を暖めるときは、寒いからとすぐに「強」に設定するのではなく、「風量自動」を活用しましょう。
自動運転モードは、最初の立ち上がりで最大能力を発揮し、その後は控えめに運転してくれるため、効率的に部屋を暖めることができます。
暖房運転時は、ルーバー(風向き)は下向きに設定しましょう。暖かい空気は上に溜まるため、下方向に暖かい空気を送り、サーキュレーターで床付近の空気を循環させると暖房効率がアップします。
また、暖房は空気を乾燥させるため、加湿器を併用するのもおすすめ。
体感温度も上がり、肌や喉の乾燥を防ぐことができます。
・必要なケア:室外機の雪対策と異常確認
積雪地域では、室外機が雪で埋もれてしまうと故障の原因になります。雪よけカバーを設置するか、定期的に雪を取り除くなどの対策が必要です。エアコンの機種によっては、寒い日には、室外機に付いた霜を取る「霜取り運転」に入ることがあります。
その間は一時的に暖房が止まりますが、これは故障ではありません。
いますぐ確認!エアコン買い替え時期のチェックポイント

上記の年間スケジュールを実践しても、エアコンの調子が思わしくない場合、買い替え時期が来ているかもしれません。
一般的にエアコンの寿命は10年~15年と言われますが、以下のサインが出たら、本格的に買い替えを検討しましょう。
効きが悪い・電気代が急増した
・設定温度を上げても(下げても)なかなか快適にならない。
・毎月の電気代が前年比で急に高くなった。
異音・異臭がする
・「ガタガタ」「キュルキュル」といった異常な運転音がする。
・カビ臭い、焦げ臭いなど、掃除しても取れない異臭がする。
製造から10年以上経過している
製造から10年を過ぎると、メーカーの部品保有期間が終了し、修理ができなくなる可能性が高まります。買い替え時期の目安として、チェックしましょう。
水漏れが頻繁に起こる
ドレンホースの詰まりではなく、本体内部から頻繁に水が漏れる場合、内部部品の劣化が考えられます。
これらのチェックポイントに当てはまる場合、夏や冬の本格的なエアコンシーズンに入る前に買い替え時期を判断するのが良いでしょう。
エアコンをお得に買える時期についてはこちらの記事もぜひチェックしてください。
エアコンをお得に買えるのはいつ?エアコンが安くなる時期と購入時の注意点とは
まとめ
春の試運転と掃除から始まり、夏の冷房、秋の内部クリーン、そして冬の効率的な暖房まで押さえておくべきポイントをご紹介しました。
快適さの維持、電気代の節約、そしてエアコンの寿命を伸ばすためには、季節の移り変わりに合わせた使い方とケアを実践することが大切です。
ご自宅のエアコンが10年を超えている場合は、ぜひ一度、買い替えの必要性を検討してみてください。
この年間スケジュールを参考に、1年を通して快適な暮らしを実現しましょう




